最高の服

最高の服とはなんぞや?

服を生業にしている身としては幾度となくよぎるこの問い

人種性別、身長体重、骨格や筋肉や脂肪の付き方の様々な個人差を超え

最高の服とは何なんだろうと高校生ぐらいから考えておりました

自分なりに何度も反芻し考えた結果以下になりました

その人にとっての最高の服とは?

一番簡単に判断するなら

『その人が生きてきた中で一番多く着た服』です。

それはパジャマに成り下がった中学の時のジャージなのか

寝巻きにしてる昔買ったヨレッヨレのT−シャツなのか

皆さま色々違うと思います

ただやはり『一番多く着た服』が何を置いてもその人には合っているんです

服が長くその人に着られるという事は以外とシビアで

ちょっとした不具合があると以外とすぐ着なくなるものなんです

サイズがなんか気にかかる、腕動かしたらなんだかつるとか、裏地が引っかかる感じがするとか、色が褪せて何だかなとか、今の気分じゃねーとか、高かったからたまーの勝負しか登場しないとか、雨降るからこれはやめとこうとか、すぐ汚れてしまうとか

今このサイズ感ええわとか、ヴィンテージやからあんまり着ると色落ちちゃうなぁとか

手洗いとかの洗濯に制限があったりだとか様々な条件が服ごとに存在するわけです

つまり

一番多く着ている服はその不具合が無かった物となるわけです

何も言う事ない服はあなたにとって意外とベストなのかもしれません

自然と着なくなり手元から消えていった服達と

何故か今もそばにあり相も変わらず着ている服のその差が合う合わないの絶妙さなのです

たまには一番多く着ている服に目を向けてあげるのも良いとおもいます

それが探していた貴方にとっての最高の服なのかもしれません